学校の合唱・合奏のピアノ伴奏について

さいたま市中央区上落合のピアノ教室「RIKOピアノ教室」教師の古賀理子です。伴奏を受け持つ生徒さんのレッスンについて、大切な事を、書き損じていました。レッスンで必ず行う、という事ではありませんが。ご自身の練習の時、伴奏を弾きながら、歌唱の部分を歌えるようにする、ということも大切です。私の場合、歌詞や音程を完璧に、というよりは、大体の音程、リズムで、歌詞は難しかったら(内容を理解する事は大切だと感じます)、まずは鼻歌でも良いから歌えるようにすることを心掛けています。フレージング等が分かり、伴奏の質がぐっと向上します。試してみてくださいね♪
さいたま市中央区上落合のピアノ教室「RIKOピアノ教室」教師の古賀理子です。当教室の、伴奏オーディション対応については、当ブログ、学校の合唱・合奏のピアノ伴奏について、に分類されている、2023年12月12、13、14日の記載をお読み頂けたら幸いです。今日は、では伴奏者に選ばれた後のレッスンは、どの様な事を行っているか?を少し書きたいと思います。まず、その曲に求められるテンポで弾けるようにします。並行して、楽譜に書かれている、音楽的な指示に沿えるようにします。そして生徒さんが、実際に学校で伴奏をしてみて、指摘された事や、ご自身が上手く行かないと思っている事を一つづつ、クリアしていきます。音楽的な事は、ピアノ教師は本番(学校の練習場面)を見れませんから。生徒さんの言葉が重要になってきます。合唱、ピアノの右手、左手、のバランスが良くなっているか?の確認もします。その際、電子ピアノで他音色(フルート等使用する事が多いです)で、私はメロディーを取ってみる事も、よくあります。この様にしながら、本番に向けて、自信を持って臨めるよう、レッスンしています♪
学校での合唱・合奏の伴奏について~追記~
さいたま市中央区上落合のピアノ教室「RIKOピアノ教室」古賀理子です。伴奏オーディションについての追記です。おそらく、前後編を読んでくださった方は、では、どんな生徒さんがオーディションに通るのだろう?!と思われている事でしょう。選ばれる生徒さんに共通しているのは、日々の練習を地道に積んでいる事です。狭き門ですので、学校や学年の運によって左右され、悔しい思いをした生徒さんを沢山見て来ました。でも、選ばれるのは、やはり、その学年に見合った基礎力を持った生徒さん、なんです。また、どうしても伴奏をやりたい、と何度も、小学校から挑戦し続け、中学生になり、棚母田式に取ってきた生徒さんもいます。他の候補者が、オーディション前に、挑戦を辞めたケースです。でも、このケースであっても、その生徒さんは地道に普段の練習を続けていて。他の生徒さんが諦めるような、難しい伴奏を、しっかりと弾き切れる実力を備えていました。コロナで、練習したのにオーディション自体がなくなった方もいます。それでも、挑戦した方には、その方にしか見えない景色があり。その後必ず、上達されます。ですから、挑戦には最大限応える努力をしています。

学校での合唱・合奏の伴奏について~後編~
さいたま市中央区上落合のピアノ教室「RIKOピアノ教室」古賀理子です。前編からの続きです。学校によっては、伴奏楽譜を配布してから、オーディションまでに10日間しかない、ということも当たり前のようにあります。この場合、通常の定期レッスンは1回あるだけ、の状況です。そこで、お互いの都合がつけば、追加レッスン(有料)を行うこともあります。伴奏のレッスンをお引き受けするにあたって、いくつか条件がございます。まず一つは、ピアノ教師が頂いて良い、伴奏楽譜のコピーを、なるべく早く、ピアノ教師に届けて頂く事。伴奏楽譜は指番号、ペダルの表記がないものが多く。数少ないレッスンで、成果を出すためには、事前に運指とペダリングを考えておく必要があります。また、オーディションで使われる楽譜は、ほとんどの場合、ピアノ教師は持っておりません。次に、通常レッスンでは、譜読みなどお手伝いしてから、課題をお渡ししますが。伴奏オーディションに関しては、練習期間が限られるため、ご自身の力で、もしくはご家族のお力添えのもと、行ってもらうことになります。その上で、1~数回のレッスンで何とか仕上げ、オーディションに挑む事になります。

学校での合唱・合奏の伴奏について~前編~
さいたま市中央区上落合のピアノ教室「RIKOピアノ教室」古賀理子です。当教室は、合唱や合奏のピアノ伴奏の、オーディションに挑戦する生徒さんがとても多いです。オーディションへの挑戦は、ピアノ教師側から、特に勧めていません。以前は、勧めていたのですが。現在はあくまでも、生徒さんが自発的に挙手してきたものについて、レッスンしています。と言いますのも、近隣の学校の生徒さんのピアノのレベルは、相当に高く。オーディションに挑戦する生徒さんも多く、倍率5~6倍は当たり前。同じ学年に上手な生徒さんが重なることも多いようで。そうなると、どんなに弾けても、選ばれるのは至難の業です。コンクールとは違い、その採点基準の詳細(基本的なところはわかりますが)は、ピアノ教師には分かりません。各々学校特有の採点基準や慣習、採用ルールがあるようです。当日の出来や、他の生徒さんの演奏も、ピアノ教師は、聴くことが出来ません。そんな中、相当な量の練習を積んだ生徒さんでも、落選は日常茶飯事。かける言葉もみつけにくく、現在の対応となりました。でも、挙手した生徒さんには精一杯レッスンしています。追加レッスンを行うこともあります❣